ダイエットはストイックな食事制限が必要不可欠…そう思っていませんか?実は食事を食べる時間を制限するだけの簡単ダイエット方法がアメリカでブームになり、最近では日本でもこのダイエットを実践する方が増えてきています。
そのダイエットの名前は『8時間ダイエット』です。
過度な食事制限をする事なく、食べながら効果的に痩せられるダイエットとして高い注目を集めているもので、ダイエットに失敗し続けている方にこそオススメしたい簡単ダイエット方法です。
この記事では、食事の時間を制限する事でダイエットを行う8時間ダイエットの方法を紹介していきます。正しいやり方や注意点、実践してみたけど痩せないという方は、この記事を見て正しいやり方をマスターしましょう!
そもそも8時間ダイエットって何?
最近太ってきたけどダイエットの為にご飯をぬいたり激しい運動はしたくない…そう思っている方は少なくありません。ダイエット=ストイックな食事制限が必要と思っている方は多いのですが、一概にそうとは言えません。
理想の体を作る為に今最も注目されている8時間ダイエットとは一体何なのか?どのような簡単ダイエット方法なのかをまずは紹介していきたいと思います。
食事時間を8時間に制限
8時間ダイエットとはアメリカのデイビット氏とピーター氏によって発表された画期的なダイエット方法です。簡単に概要を説明すると、1日24時間のうち、8時間以内であれば好きなものを好きなだけ食べても良いというダイエット方法です。
つまり、16時間の空腹時間をおけば、残りの8時間の間は普段通りの食事を楽しんでも良いというものなので、好きなものを食べられない、おなか一杯食べる事ができないというイメージが強いダイエットとは一線を画していますよね。
消化器官を休ませることが出来る
8時間ダイエットで痩せるメカニズムは、消化器官を休ませることができ、体の新陳代謝を向上させる事が出来るという点があります。人の体には代謝酵素と消化酵素と呼ばれる2種類の酵素がありますが、これらの酵素は1つの酵素しか分泌できません。
要するに、食べ物を獣神化食べる時間を8時間に短くする事で、代謝に使用するカロリーを高める事が出来るようになり、痩せやすい体を作りやすくなるという訳です。酵素の働きで痩せやすい体を作れるようになるので、結果的にダイエットに成功するという訳ですね。
更に消化器官を適度に休ませることが出来るようになるので、便秘気味の方には快便効果もあるとされています。便秘が解消されると体内に蓄積している悪玉菌を体外へ放出している事になりますので、体内に蓄積している悪い菌を外に出し、これも長い目で見ればダイエットに大きな効果を発揮します。
8時間ダイエットの正しいやり方
それでは早速ですがここからは8時間ダイエットを成功させる為の正しいやり方について紹介していきたいと思います。
8時間ダイエットで失敗してしまったという方は、恐らく正しいやり方でダイエットに励んでいません。正しいやり方をマスターし、より効率的に8時間ダイエットを行っていきましょう。
1日の食事時間を決める
まずは1日の食事時間を必ず決めるようにしましょう。夜型の方や昼型の方など、仕事のライフスタイルにより1日の食事時間は変わっていくと思いますが、基本的には8時間ダイエットをする場合は1日2食です。この2食を何時と何時に食べるかは事前に決めておき、この時間以外は絶対に食事をしないと決めておく事が重要です。
最低でも夜眠る3時間前までに最後の食事を完了させておく事が理想です。夜12時に眠るのであれば夜9時までにはご飯を食べておきたいという事ですね。これもライフスタイルにより食事時間は変わっていきますので、自分に合った無理のない食事時間を設定できるようにしておきましょう。
朝食抜きでも大丈夫な人、朝食抜きでは辛い人など、自分のスタイルに合わせて8時間の食事時間を決めていきます。一般的なのは、朝食をぬき、昼食を食べた後8時間以内に晩御飯を食べるというものです。朝の7時にご飯を食べる方は、お昼の15時までに食事の時間を設定すると8時間ダイエットを成功させる事が出来ます。
バランスの良い食事を心がける
8時間の間は我慢せずに何でも食べていい訳ではありません。太りやすい食べ物ばかりを無我夢中で食べていては効果が出ませんので、以下で紹介する食材を使った料理を食べるように心がけましょう。
- 卵
- 肉
- 乳製品
- ナッツ類
- 豆類
- ベリー系の果物
- 明るい色の果物
- 葉もの野菜
- 穀物(玄米など)
上記の食べ物をバランスよく食べる事で栄養価の高い食事が出来ます。お腹一杯になるまで我慢せずに食べても大丈夫ですが食べすぎはもちろん厳禁。普通のダイエットに比べればあまり我慢せずに食べても大丈夫ですが、カロリーが著しくオーバーするような食生活はもちろん厳禁なので、その点は注意するようにしましょう。
同時に運動も行う
8時間ダイエット成功の鍵は運動にもあります。8時間ダイエットだけでも勿論ダイエットは出来るのですが、運動も同時に行う事で更に効果が上昇します。
良いとされているのは1日8分の有酸素運動です。例えば駅で通勤している方は、自宅最寄り駅の1つ手前の駅で降りて歩いて帰るなどでも1日の必要有酸素運動量は満たしています。
簡単でも良いので自宅で筋トレなどを行い、筋肉をつけるのも効果的です。ダイエット中はどうしても筋肉が衰えていき、筋肉が衰えると新陳代謝が低下していきますので、理想の体作りができなくなる可能性もあります。
綺麗な体を作る為には筋肉をつける事も非常に重要なので、8時間ダイエットをしつつ、1日8分の有酸素運動をしつつ、自宅で軽く筋トレも行う。このルーティーンを繰り返していくのが良いかと思います。
8時間ダイエットの注意点
8時間ダイエットは継続する事で必ず成功するダイエット方法ですが、中にはダイエットに失敗した、成功しなかったという声もあります。
理論上は必ず成功するはずの8時間ダイエットですが、なぜ失敗する人がいるのか?失敗しない為に以下の注意点に気をつけて8時間ダイエットを行いましょう。
空腹に我慢ができない
慣れれば大丈夫なのですが、大半の方は8時間ダイエット中の空腹に耐える事が出来ずに挫折してしまいます。1日のうち16時間はご飯を食べる事が出来ないダイエットなので、どうしても空腹時間が長くなります。元々食事回数の少ない方は効果が出るまでに時間が出る場合もあります。
- 週末だけ8時間ダイエットをしてみる
- 1日置きに8時間ダイエットをしてみる
身体に負担をかけずに8時間ダイエットを行う方法としては以上の方法をオススメしたいと思います。いきなり毎日8時間ダイエットを決行するのは無理があるという方も、少しずつ慣らしていくことでそれに体が慣れていきます。
また、食べるものを変更するという方法でも効果が変わります。腹持ちが高い食べ物を食べたり、食物繊維が豊富に含まれている料理を食べて血糖値の急上昇を抑える事で満腹感を持続させるという方法もあります。
暴飲暴食をしたら無意味
8時間ダイエットに失敗する人の多くは『8時間以内であれば何でも食べて大丈夫』と言って暴飲暴食をして、逆に太ってしまうというパターンが考えられます。
確かに普通のダイエットに比べれば食事制限が少なく、基本的には8時間以内であれば何でも食べて大丈夫なのですが、極端に1日の摂取カロリーが増えてしまったら全く意味がありません。要するに、総カロリーを増やしてはいけないという事です。
ダイエットは1日に摂取するカロリーが消費するカロリーより少なければ成功します。摂取カロリーを増やさずに8時間ダイエットを行う事で高いダイエット効果を発揮する事が出来ますので、8時間以内であれば食事制限をしなくても大丈夫と言って、暴飲暴食をしないようにして下さいね。
リバウンドに注意しなければならない
8時間ダイエットは一生できるダイエット方法ではありません。夏までに痩せたい、短期間で○キロ痩せたいという時に有効的な方法なので、リバウンドが怖いという事が言えるかと思います。
プチ断食に似ている面もありますので、期間までに8時間ダイエットをして理想の体重をゲットしたとしても、その後すぐに食事量を増やしてしまうと、体が栄養を余計に摂取してしまうようになっていますので、普通の食事をしても太りやすい体になっている事が考えられます。
上記でも説明したように運動も同時に行わないと筋肉も衰えていきますので、筋肉が衰えていくと新陳代謝が低下し、更に太りやすい体になってしまいます。筋肉はダイエットにおいては必要不可欠なものであり、男性だけが必要と思っているかもしれませんが女性にとっても非常に大切なものです。
綺麗に痩せて8時間ダイエットを成功させる為に、リバウンドに気をつけつつ、期間中に筋肉が衰えていかないようにしっかりと適度な運動もしていくという事を心がけるようにしていきましょう。
まとめ
自分が決めた8時間の間であれば食事制限なくご飯を食べても良いと言う8時間ダイエットの方法について紹介してきましたが参考になりましたか?
夜眠る3時間前に最後のご飯を食べておき、決められた時間8時間以内にご飯を食べる習慣を徹底する事で劇的にダイエットに成功します。便秘気味の方は胃腸を休ませる効果もありますので、体内から毒素をぬくという意味でも8時間ダイエットは非常に効果的なダイエット方法で、アメリカでも大流行していて、科学的にも効果は既に実証されているものです。
成功の秘訣は失敗の原因をしっかりと理解するというもの。上記で紹介した注意点は8時間ダイエットで失敗する方が必ず陥ってしまうものなので、8時間ダイエットを行う前にしっかりと理解し、正しいやり方で行うようにしましょう!