デスクワークの方や会社の受付などで仕事をしている人は、「1日中椅子に座っている」ということも多いと思います。ずっと同じ体勢でいると、むくみの原因にもなりますし、リンパが滞ってしまって老廃物も溜まりやすくなってしまいます。
仕事中でも簡単な方法で血行を良く出来て、さらにトレーニングを行い、ダイエットすることが出来れば、憂鬱な仕事も少しは楽しくなるのではないでしょうか？
そこで、この記事では職場で椅子に座りながら出来るダイエット方法をご紹介していきたいと思います。ジムに行く時間がない人や、自宅に帰ったら他のことに時間を使いたい人にもおすすめの方法なので是非実践してみてくださいね♪
姿勢と呼吸で十分なトレーニングになる！？
座りながらトレーニングをする方法を紹介する前に、少し意識するだけで劇的に血行を良くしたり、ダイエットになる方法をご紹介していきたいと思います！
まずは、以下で解説することを意識することから始めてみてはいかがでしょうか？上司のチェックが厳しくトレーニングが出来ないという人でも、ばれずに行うことが出来るので是非読んで見てください！
姿勢を良くする
実は姿勢を良くするだけでもダイエットの効果があります。正しい姿勢を保つためには意外と全身の筋肉を使用するので、それだけでも十分なトレーニングになってしまいます。姿勢が悪いという方は、筋肉が少ない可能性があります。もし、正しい姿勢をしても辛くないと感じてきたら、それは筋肉が付いて来た証拠にもなります。長時間キープ出来るようになるまで、意識して姿勢を正すようにしましょう。
また、猫背になってしまっている方はポッコリお腹になりやすい傾向にあり、さらに肩甲骨から肩回りのリンパが滞ってしまう為、二の腕や顔周りの脂肪が付きやすい状態にあります。猫背になり体が縮こまってしまうと、体液循環が悪くなり、代謝が低下してしまうことにもなるので、他の人に猫背だとよく注意される方は意識して改善するようにしましょう。
姿勢を正すことは周りから見れば良い事ですよね？「姿勢が悪い！」と指摘されることはあっても「姿勢が良すぎる！」と言われることは流石に無いと思いますｗ
呼吸の方法を意識する
呼吸の方法を変えるだけでも十分なダイエットを行うことが出来ます。今まで浅く呼吸していたような人は、深呼吸しながらお腹をへっこませたり、膨らませたりするだけで、体の中からトレーニングを行うことが出来るのです。
姿勢を正しくすることは基本ですが、さらに鼻からゆっくりと息を吸います。おなかに手を当てて膨らんでいるかを確認しましょう。肩の力は抜いてリラックスした体勢で行いましょう。
今度は息を吐くときにおなかをぺったんこになるように意識します。ぺったんこになったら、さらにお腹に力を入れて3秒キープする。これを繰り返し行うだけで良いのです。
呼吸を変えるだけなので誰でも出来ますよね？さらに、他の人にばれる心配も無いので、すぐにでも始めるようにしましょう！
座りながらダイエットをする5つの方法！
では、ここからは本題のイスに座りながらダイエットを行うことが出来るトレーニング方法について紹介していきたいと思います。
トレーニングに集中してしまうと、仕事に支障をきたすこともありますし、周りの人にばれる恐れもあるので、仕事に合間などで行うようにしましょう！
座りながらダイエット方法その1：上半身を反らす
最初にご紹介するのが上半身を背もたれに付かないようにして反らす方法です。腹筋を鍛えることが出来るので、長時間の会議に出席する時などにおすすめの方法になります。負荷はそこまで大きくないですが、正しい姿勢と呼吸方法をしながら長時間行うことで、しっかりとした効果を実感できると思います。
- イスの真ん中くらいに座る。
- 背筋をピンと伸ばす。
- 背もたれに付かないようにしてぎりぎりまで上半身を反らす。
以上になります。しっかりと腹筋を使っていることを意識しながら行うとより効果を実感できると思います。慣れてきたら、少し足を上げることで、さらにお腹の筋肉に負荷をかけることが出来るのでおすすめです。辛くなってきたら、一度元に戻してインターバルを取ってからもう一度行うようにしていきましょう。
他の人に見られてもそこまで不自然な姿ではないので、やりやすい方法だと思います。背もたれに付かないように注意しながらやりましょう！
座りながらダイエット方法その2：足上げトレーニング
2つ目の方法は足上げトレーニングです。こちらの方法もお腹周りの筋肉を付けることが出来ます。後ろから見ると分かってしまうかもしれませんが、前が隠れているようなデスクならバレずに行うことが出来ると思います。
- イスの真ん中くらいに座る。
- 腹筋をしっかりと使って右足を軽く上げる。
- この状態を30秒キープする。
- 左足も同じ方法で行う。
- これを繰り返し行う。
以上になります。この方法も最初は意外と辛いと感じる人が多いかもしれませんね。しっかりと上げた状態をキープすることが鍵になります。また、慣れてきたら両足いっぺんに上げて行っても問題ありません。むしろ負荷が大きくなるのでおすすめですよ。
また、柔らかいイスではあまり効果がないので、固めのイスに座っている時に行うようにしましょう！前後左右にズレないように重心を真ん中に保つように意識すると、さらに効果を実感できると思います。
最初辛かったら、ひじ置きを掴んで行っても良いですが、それだと仕事が出来なくなってしまうので、なるべく頑張って掴まないように頑張りましょう！
座りながらダイエット方法その3：ふくらはぎを刺激して美脚！
次に紹介する方法はふくらはぎを鍛えることが出来るトレーニング方法になります。太ももの筋肉を刺激することは座りながらでは難しいですが、ふくらはぎならしかっかりと鍛えることが出来ます。また、このトレーニングはゆっくりやるのが肝心なので、バレにくさを考慮してもおすすめの方法になります。
- イスの真ん中くらいに座る。
- 両足のかかとを同時にゆっくりと上げる。
- つま先立ちの状態になったら10秒キープする。
- ゆっくりとかかとを下ろす。
- この動作を繰り返す。
以上になります。ゆっくりと、しっかりとふくらはぎの筋肉を使っていることを意識しながら行うようにしましょう！最初の内はツリそうになってしまうかもしれませんが、慣れればしっかりと鍛えることが出来ると思います。
足の血行を良くすることも出来る為、むくみに悩んでいる方にも実践して欲しい方法になります。足のだるみも解消できるので、朝起きて違和感があった時には「よし！職場であれやろう！」と思ってください！
座りながらダイエット方法その4：足を伸ばして太ももを鍛える
4つ目に紹介する方法は足を伸ばして太ももを鍛える方法です。太ももはなかなか難しいですが、以下で紹介する方法でトレーニングを行うことが出来ます。前に足を伸ばすので、スペースが確保できる方のみ行うことが出来ますが、効果は大きいのご紹介したいと思います。
- イスに深めに腰掛ける。
- ゆっくりと右足を伸ばしていきます。
- 伸びきったところで止めて、その状態を10秒キープする。
- ゆっくりと元に位置に戻し、左足も同じように行う。
- 左右10回ずつを目安に行う
以上になります。この方法では、上記に紹介した姿勢はキープすることが出来ない為、正しい姿勢に疲れてきた時に、腰を深めにして行ってみて欲しいと思います。
また、足を伸ばす行為は仕事中だと微妙ですよね？気分転換をする時や、仕事の合間を見つけてやると良いと思います。ちょっとした息抜きがあった時にはぜひ実践してみてください。
座りながらダイエット方法その5：くびれストレッチ
最後に紹介するのはくびれを作るためのストレッチになります。これは仕事をしながらでは出来ないので、ちょっとした合間に行うようにしてください！デスクワークをしている時には、ちょっと疲れてくると背伸びをすることが多くありますよね？その時に取り入れるとくびれを作れてしまうのでおすすめです。
- イスに深く座る。
- 両手を上に伸ばして5秒キープする。
- 一気に力を抜いて楽な姿勢を取る。
- 今度は両手を上に伸ばしたら、ゆっくりと上半身を右に倒す。
- 左わきが伸びきったらその状態を5秒キープする。
- ゆっくりと元に戻して左側も同様に行う
以上になります。お腹周りはねじりやひねりを加えた方が脂肪が落ちやすくなっている為、上半身を左右に倒す行為は非常に効果的です。脇を細くすることでくびれを作ることが出来るので、時間が空いた時や疲れが溜まってきた時に行うようにしましょう！
くびれは女性らしいボディラインを作るためには欠かせない存在だと思うので、お客様の前とか上司がいない時になどに実践してみて欲しいと思います。そこまで時間も取られないですし、気分転換にもなると思いますよ！
まとめ
今回は職場でもイスに座りながら出来るダイエット方法について紹介させていただきましたが、参考になりましたでしょうか？
ジムや自宅で行うトレーニングよりは効果が薄いかもしれませんが、やるのとやらないのとでは大きな差が生まれます。少しずつでも良いので、毎日行うようにしましょう！女性の場合、筋肉は付き過ぎると美しくなりませんが、ある程度付いていないとダイエットの効果を得ることが出来ません。上手くダイエットで出来たことがないという人は、筋肉の量が少ないのが原因かもしれませんね。
また、何日も同じ場所をやるよりも、今日はふくらはぎを重点的にやって、明日はお腹周りをやるという方法だと、さらに効果が大きくなります。
意識するだけで、デスクワークがトレーニング場になるので、今までやっていなかった人は是非取り入れて欲しいと思います。他の記事では家でも出来るトレーニング方法や、ストレッチで痩せる方法なども紹介しているので合わせて読んでみてくださいね♪
